わたしが空を毎日眺める理由

気がつけば10月になっていました。歳を重ねれば重ねるほど、時間の流れが早いなぁと思います。
わたしは毎日空をよく眺めます。きっかけは、小学生の頃の夏休みの宿題にあった【1時間毎の雲の変化を調べる】でした。
1時間ごとに同じ場所から見える雲をスケッチするというこの宿題。窓の向こう側に流れていく雲を、畳に寝転びながら見ていた記憶があります。
雲は様々な形に変化し、わたしがちょっと目を離したすきに(冷蔵庫に麦茶を取りに行っただけなのに)景色を変えていました。
時間がゆっくりと流れていた、夏ののどかな思い出です。
若い頃は空なんて自分に関係なかった
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日々働いていた頃は、空なんてほとんど気にしていなかったと思います。
自分のほんとに身近な事にしか目がいかなくて、毎日毎日余裕はなかった気がします。
再び空と仲良くなったのは24歳の頃。子育てと専業主婦の毎日でしたが、夜になると星空を眺めていました。
ベランダから眺める星空はいつもささやかに輝いていて、わたしの心を和ませたり、本音を吐き出させてくれたりする風景でした。
最近は必ず毎日眺めます
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離婚して、シングルマザーになり、子育てと介護を終えて、病気も良くなった今。
歩いているときも、バスを待つ時間も。空を見上げています。お金に余裕がある生活をしている訳ではありません。
でも、時間や心には少し余裕があるのかもしれませんね。
綺麗な空を眺めていると、悲しいことも、報われないことも少しの間忘れられます。
わたしが空を眺める理由は、明日も生きていかなくちゃいけないからかもしれないです。
色々あっても死ぬまでは生きていないとね。明日もまた、空を見てると思います。
日々の空はInstagramにポストしてます。
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